子どもってさ、その時の自分に対する空気感を適切に読んでいるよね。
嫁の実家に帰った時はいい子にしていう事聞いて欲しいなーって思うんだけど、全然いう事聞かないのね。
これはなんでかって言うと、僕が嫁の実家では怒らないって分かっているからだと思うわけ。あとはおばあちゃんが当然やさしくしてくれるのもあるし、この場では僕よりもおばあちゃんの方が強いって気づいているんだと思う。
幼稚園に体験入園した時も、そこでは先生たちが怒らないのをよく分かってて、好き放題に暴れていたわけだし。
でも、不思議とちゃんとしないと怒られるような場面ではちゃんとできるんだよね。
それは親がちゃんとしてて欲しいと思っているのとは全くべつの次元での意味合いでね。
たとえば幼稚園の面接とかフォーマルな場ではちゃんとして欲しいって思うけど、その反面親は怒れない場面だから。いう事聞かないよね。
でも逆に家で2人でいるときなんかはすごく素直にいう事聞くのね。ここには僕しかいないから。僕が怒ったら彼は困るわけだし、自慢じゃないけど僕は2人なら誰にも遠慮なくゲキオコするからさ。そのことをよーく分かっているんだなあと思う。
だから、だからさ。
ここでは絶対にいう事聞いて欲しいって場面では、いう事聞いてってお願いするだけじゃダメだと思うんだ。
面接の前とかね。イケないことしたらマジオコだよって、こりゃヤバいって雰囲気をマジで伝えておかなきゃいけない。
子どもの頭の中には言わずもがな・・なんて言葉は存在しないからさ。
しかし、ほかの子たちはおとなしい子が多いように見えるのはなぜなんだろうか。