子育てネタの第2回です。前回はこどもにイラついちゃうときの対処法について書きました。今回は「しつけ」です。
まず、
■しつけの基本は他人の気持ちを察する心を育てること
です。
ついつい感情的になってしましがちですが、そうするとなんで叱られているのか子どもはまったくわからないのに、パパが怒っているから許してもらいたい一心で謝ったり、分かったふりをしたりするんですよね。
大人同士なら言わずもがなのことでも、当然ながら子どもにはわかりません。相手が嫌がる行為がどうしてダメなのか、なんで相手が嫌がるのか、そういったところから教えていかないと「しつけ」にはならないってことですよね。
ただ感情的になるのが一切ダメってわけでもなくて、こんなのもあります。
■ものごとの善悪はその時その場での自分の判断(感情や事情による)
・「そういうことするの嫌いだ」
・「困るじゃないか」
■カッときたときは怒鳴る(子どもに怒られる生生しい体験をさせる)
・ただし威圧的にはならないように
子育てってたぶんなんでもそうなんですけど、「コレが絶対」なんてものはないんだと思います。だから、子育て本を読むと書いた人によってはたまに正反対のことを主張していたりする。でもそのひとにとっては、それがベストであって成功体験なんだなあって気持ちで見ていた方が、いいとこ取りできますよね。もちろん、ぼくがいま書いているのも例外じゃないんだけど。
そのほかは、子どもを認めて見守ってあげるっていうのも重要ですよね。家の中で追い込まれちゃうと、精神になんらかの異常をきたしていくと思うんです。逃げ場ないですよね。これができるようになると、ぼくら親の方もすごく成長できると思います。温かい目で見守ってもらえる環境って普通かもしれないけど、それがいちばん素敵な家庭ですよね。
■子どもの心を傷つけない(癖をきつく叱らない)
・指しゃぶりは無理やりやめさせず、時間をかけて本人に納得させてやめさせる
■言葉が詰まるときはプレッシャーを与えず、先回りせず、子供が言えるまで待ってあげる
■子どもの性格を見て、それを認めてあげる(親はじっとがまんする)
■子どもの良いところをほめる
■困ったところがあっても、そのうち本人が克服すると子どもを全面的に信頼する
■子どもを追い込まない(こどもがついたうそで追い込まず、うそは流す)
あとは、「しつけ」ともちょっと違うけど説教に関することとか。
■説教は避ける(説教する側には必ず悪魔的なものが伴い自己満足になる)
■もし説教するときは簡潔、短時間、具体例、ユーモラスな運び、自分の失敗談
・子どもの身になって考える
・退屈そうな素振りを見せたら、そこでやめてまた次の機会にする
■ものやひとを噛むときは未然に防ぐ(未然に注意されたほうが理解する)
ぼくがまとめたポイントの大半を書きましたが、もうちょっと残っているのでその部分はまた次回にしまーす。