産業能率大学の「2013年度 新入社員の会社生活調査」によると社長になりたいと答えた新入社員の数が1990年依頼過去最低になったそうです。
その代わりに、部長や課長といった現実味あるポジションを目標にするという傾向にあるのだとか。ナンテコッタ。
さらに、『働き始めるにあたり、不安に思っていること』では、「上司・先輩とうまくやっていけるか」が73.0%でトップ、「自分の能力で仕事をやっていけるか」が68.2%が続いているという状況。
ほんとかよ~、もっと根拠のない自信持ってるモノじゃないの? でもさ、これって「やれる」とか「社長になる」って思っているごく少数にとってはチャンスだよね。みんなが「できるかどうかわからないし、課長になれたらいいよ」って思ってる中で、「おれならできる、おれは社長になる」って思っているわけだから。
たとえば、「じゃあ今回の議事録だけど、誰か取っておいて」って上司に言われたときにすかさず「僕がやります!」って答えられたらサイコーだよね。それで会議のあとに、「どのように作成すればよろしいのでしょうか」とかやったらいいよね。やる前から、「どうしたらいいかわからないからやめておこう」って考える人は、指名されてもきっとツイテナイって思うよね。
これで、わからなくても自ら進んでやりたがる人と、罰ゲームのように嫌々取り組む人で、どちらが成長するかは一目瞭然だし、どっちに仕事与えたくなるかも明らかだもんね。
あとはさ、部長とか課長を現実味のあるポジションって言っているけど、それ目標にするのって、アスリートが「銀メダルを目指します!」って宣言するようなものだよね。そんな目標もっているひと、応援したいですか? やっぱり「優勝します!」とか「金メダル取ります」って言っているひとのほうが魅力的じゃないですか。金を目指して銀を取るひとと、銀を目指して銀を取るひとじゃあ全然ちがうよね。
そもそもここに参加している新入社員のレベルが低いのではって思ったけど、そのへんはどうなんだろうか。150社500人を対象に、463人から有効回答って書いてるからサンプルとしてはかなり少ないかな。
この程度のデータ数を基に、こうゆう傾向があるなんて言っちゃうと、言われたほうが辛いかもね。
そうそう、この調査の質問で悪意のある項目がありました。
『あなたがSNSを利用することで、会社に不利益をもたらすことがあると思いますか?』
前後の質問見てみたけど、利益をもたらすって質問はないのね。なぜそっちに誘導するのか疑問でしょうがない。プラスにすることだって絶対できるのにさ。
世界は自分のイメージ通りにしかならないそうですよ。
新入社員の中で、同期の中で、毎日1%だけ抜きん出るための努力をしましょう。
1年後には大きな差と、自信がついているハズ。
まずは、そんなイメージでがんばって欲しいですね。