こどものおもちゃを片付けていて、なぜこんな風になってしまったんだ・・・? っていうものをよく目にする。ふつうに使ってて、説明書がこんなにグチャグチャになることってないだろうって思うんだけど。
たしかに扱いは粗いし、仕方ない。それでも見ている限りは、ここまでボロボロになるように扱っているわけじゃないように見える。なのに、2週間後くらいにふと気づくと大体のおもちゃはこんな状態になっているわけ。
■うちわ
■パズルのハコ
ぼくら親としても、こんな風になるのは悲しいから大事に使ってねって言うし、子どもも「大事にする」って言うけどね。たぶん感覚が違うんだろうなあ。
こうして考えていて思い出してみると、自分の子ども時代もなぜか物がボロボロになることがあったなあということに思い当たった。特にゲームの説明書。破るつもりなんか全くないのに、いつの間にか表紙が破れてどこかに消えていたり、折れ曲がってヘニョヘニョになっていたりする。
それが嫌だって思うようになったのは、小学校中学年くらいになってからで買ったゲームのパッケージと説明書は、すぐに別場所に保管するようになった。そうしないと間違って踏んづけるくらい、部屋も汚かったしね。
だからかは分からないけど、ぼくはかなり雑な生活を続けていたし、字も汚かった。まあ字は今でも大して変わらないけど、綺麗に書こうって思うようにはなった。そうゆう精神状態って、住んでいる家の状態にも結構左右されるらしい。
せめて自分の子どもには綺麗な部屋で物を大切に扱うっていう、良い人生を送るための基本中の基本を、諦めずに徹底していきたいなって思う。