始業時間ぎりぎりの出社について考える
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最終更新日:2013/09/22
ビジネス
あなたの会社の始業時間は何時になっていますか。その始業時間の何分前に着くように出勤していますか。出社時間についての考え方は、よく自己啓発的な内容の本とか成功している人の話に出てきます。大抵が早起きして誰もいないオフィスに出社する、というものですね。ぼくもこれについて、いまは賛成してます。
以前は始業時間の30分前からミーティングを行なう会社に勤めていました。そのころは契約している時間と違うし、あと30分も寝てられるのにって思っていました。始業時間ギリギリに出社することが悪いとは思っていませんでした。ただ、そのミーティングに遅刻しないようにという意識を持っていたため、本当の始業時間に遅れることはありませんでした。
でも最近ふと周りを気にしてみると、始業時間ぎりぎりに出社するひとたちもたくさんいることに気づきます。おそらく電車が一本遅れると、信号で一回つかまると遅刻になる時間です。これって本人にとっては間に合っているから問題ないという意識なのではないでしょうか。
じゃあ、もし誰かが急な用事を頼みたいと思っていたらどうでしょうか。その誰かはきっと9時には来るはず、と思っています。そんなときに限って電車が遅延して9時にいなかった場合、そのたった一度でも、この人はあてにならないなと思われる可能性があります。それが上司からのなにか特別な依頼(チャンス)だったとしたら、その依頼(チャンス)は別のスタッフへ回っていってしまうかもしれません。
自分では朝予定がないと思っていても、自分が来ることを期待している人がいるかもしれないという想像力を働かせておく必要があります。そんなときのことも考えて多少のアクシデントでは遅刻しない時間に出てくるというのは、決してムダではないし、多くの人が自然とやっていることでもあります。
こうゆうことを述べていると、なかには遅く来てもそのぶん夜遅くまで働いているから、という人が必ずいるのですが、これはまったくの論外です。こういった働き方は、相手を考えていない自己中心的な作業であって、仕事にはなりません。職人的な特殊技能を駆使した仕事の場合は別になりますが、いま世の中にある大体の仕事は相手があって成り立っていると思います。
遅刻しないように余裕を持って出社して、とはよく言われますが、それが何のためなの? ってことはあまり語られていない気がしたので、今回のテーマにしてみました。
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