地味に好きなんですねー。ダイヤのA(エース)。
沢村の成長が見ていて気持ちよい。いいキャラぞろいの野球漫画で、敵チームにも思いが入っちゃうんですね。こんな漫画、なかなかないですよ。
スポーツ漫画はあれこれと好きなの多いんですけど、この漫画はマジで野球やりたくなりますね。
いや、野球やるのは全然好きじゃないし。むしろ嫌いだし。フライなんか怖くて捕れねーし。
でも心の底からメラメラと燃え上がるものを感じます。そういう青春の炎を感じる漫画。熱いっす。
めちゃんこ熱いのに、選手が暑苦しくないんですなあ。このバランスがすごいいい。
唯一残念なのが、ライバル打者の轟雷市かな・・・。
これは作者が失敗したデビュー漫画で主役にしたキャラをしつこく出してきたパターンなんですけど。
こいつだけは常規を逸しすぎてガッカリ感が先にきちゃいますね。
もとより漫画は漫画なんですけどね。それでいて現実っぽいギリギリのラインがあるじゃないっすか。
そこをまったく無視しちゃって、ファンタジーの世界にいっちゃったのがこいつ。どちらかというと、昭和の漫画くさいキャラクターなんですね。
そりゃーもともと別の漫画の主人公ですから。
さすがにこのキャラ出してきたのは失敗だったんじゃないかと。
それでもしつこく使いたくなっちゃうのは、作者の思い入れなのかなーとか考えてがっかりします。
んーでも、とりあえずこのアクト2では降谷が全開でワクワクしますな!
なんだろうね。なんか手が届かないところにいっちゃった感。
漫画なんですけどね。売れない大好きなバンドがメジャーデビューしちゃったときの感覚。
さてさて、あとは沢村がここからどこまで伸びていくのか・・・。
1巻にして最終巻かと思うような勢いでした。
2巻ははるっちこと春市が前髪を切るところっすなー。