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日記がひとを成長に導く

ハーバードビジネスレビューのウェブ記事を読んでいると、さいきん日記に
関する記事を見かけますが、今日はそのひとつから。

ピーター・ブレグマンという戦略コンサルタントの記事らしいですが
1日の終わりの5分に次の3つのことを自問するというもの。

●今日はどんな1日だったか。成功体験はあったか。どんな問題に直面したか。

●今日、何を学んだか――自分について、あるいは他人について学んだことはあるか。明日の計画は何か――それを新しい方法でやるのか、従来通りにやるのか。

●今日、誰と交流したか。情報を更新すべき相手、感謝すべき相手、質問すべき相手、フィードバックを返すべき相手はいるか。

今日の振り返りをして、自分によくやったと言い聞かせること、明日何を
やるか計画することは普段から行なっていますが、最後の問いは忘れて
しまいがちな大切な行動ですね。

これが人間関係においては必須だと、頭ではわかっているようで
じつはカンタンに疎かにしてしまうこともあるなあと感じます。

例えばわからないことを隣の先輩に質問したら、その先輩もよくわかっていない。
仕方ないので上司や他部署の関係者に質問しに行く。そうするとどこかで
いとも容易く答えにたどり着くことができる。
ああ、なんだこんなことだったのか! って納得して終わってしまう。

たまにやらかしてました。

この場合は、最初に質問した先輩にも結果を伝えた方がいいですよね。
先輩のタイプによっては伝え方にひと工夫必要かもしれません。

これは先輩に限らず、同僚とか後輩、それに部下であっても同じです。

常にこういったことが自然に考えられるようにしておくことが大事で、
なにか関わったら、とりあえず皆まとめて御礼メールをするなんて馬鹿げた
方法で済ませようとしたら絶対ダメですよ。

外回りをしていたときは、次から次へと新しいところに意識が移っていって
大切にすべき人への連絡をうっかり忘れてしまうことがありました。

つぎの予定が忙しく入っていると、過去を振り返る間を惜しんでしまう。
だからこそ、特に強く自覚して最後の問いだけは考えるようにしよう。

この3つの問いの元ネタはこちらです。

「1日の終わりの5分に自問すべき3つの質問」 ピーター・ブレグマン HBRブログ

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