民族学

民族学と民俗学のちがい

さっさと詳しい中身というかある民族の各論に入っていっちゃおうかなあとも思ってたんだけど、民俗学と何が違うのって気になっちゃったよ。

まあとりあえず、ウィキペディアなんだけどさ。斜字は引用です。

民俗学は、伝承を資料とし、主として自国、自民族の基層文化を叙述していこうとする学問であるが、それに対し民族学は、一般に資料的制約をもたず、あらゆるデータから主として他民族の文化、社会を解明していこうとする学問である。

民俗学は、日本で言うと日本人という人種を自民族としてとらえることになるようだね。ぼくが知りたいのはそういうモヤっとしたものではなくて、そもそも日本の原住民というか、アイヌの人たちが有名だけど、そうゆう民族がどれだけいて、いま日本人と言われているぼくたちはどうやって創造されたのか、みたいなことなんだよね。

日本人が最初からあったものとして、その基層文化なんかを調べたってロクなことにはならないだろうと思うんだ。

ちなみに、基層文化ってのはまたもやウィキペディア引用によると、

表層文化、あるいは、いわゆるハイカルチャーとは異なり、素朴で日常的、集団的、また類型的な文化であり、伝承性の濃厚な文化である。

ということらしい。

なんとなく学びをスタートしてみて、最初は世界の民族がどれだけいるのかなとか、そういったマクロな部分にとっかかりを求めようかと思っていたんだけど、書いてたら日本から調べたくなってきた。

自分たちを日本人と呼ぶようになった歴史とか、そのルーツを交えながら、日本にはどんな民族が生活していて、なぜ今の形になっているのか。そして、元からいた民族はどうなったのか。正直よく知らないんだけど、知らなきゃいけないよね。

その歴史があって、今の自分たちが成り立っているんだといたらさ。
どこまで明らかにされているのかわからないけど、なんだかすごく面白そう!

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