金曜ロードSHOW! でハリーポッター祭りをやっていて2013年でシリーズ全作品を放送するつもりのようですね。8月には『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』までを放送したので、次は秋の放送だってさ。秋って言ったら、10月くらい? 残っているのは『謎のプリンス』と『死の秘宝PART1・2』の3作品。
これを待ってから観てもいいっちゃあいいんだけど、DVDレンタルもしているわけだし、待ちきれないでしょ!
それに、CMがあるのは仕方ないけどあまりにも多くて長すぎるし、そのおかげで内容がかなりカットされていて繋がりがおかしいしね。ダイジェスト版ってくらい短くなっちゃってるんじゃないのかな。2時間30分の放送で、CMが全部で30分くらいあるんじゃないの。
さすがにこれじゃあ映画を観ているとは言えないのではなかろうか。まあここまでは本を読んだり、一度DVDで観ていたりするので大筋が思い出せればいいのかもね。
しかし、ここからが物語も佳境なのでそうとも言っていられないよ。どうする? やっぱりここはディスカスかな。レンタルして観てしまおう。ってことになった。
こうして考えていて思ったけど、民放で流しちゃうとDVDにマイナスかって言うとそうでもないよね。一度観てもカットされているのが気になるからってことで同じ作品を借りる人もいるかもしれないし、そうゆう人を見つけられたらきっとその人はシリーズ全部を観るだろうから。もしかしたら大好きになってDVD購入するかもしれないもんね。
ちょっとCM入れすぎているし今のTV局がやると下品なイメージしかないけど、ツタヤとかがスポンサーになって協力して上手くやったら、フリーのマーケティングとしては潜在顧客を呼び起こすことができるんじゃないのかな。
ハリー・ポッターシリーズくらい世界観がちゃんと創られていて、その再現性が高くて映像にも力が入れられている作品はそれができると思う。このシリーズって、書籍の方が太文字使い出して訳もおかしくなって途中で嫌いになってしまったけど、あんなに世間が過熱して話題にならなかったら書籍もクオリティが保てたんじゃないだろうか。賢者の石の頃の方が圧倒的に読みやすかったよ。
制作している時に、関わる人たちがこれは後に残るコンテンツだっていう自覚があったならもっと慎重になれたんじゃないかと思うんだけどね。子供向けの流行りモノとして扱われてしまったのが残念で仕方ない。
ただ、ハリーの映画は久々に観たけど、こっちは素晴らしいですね!! いつまでもこの世界観に浸っていたくなってしまったな。ああ魅力的。