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仮面ライダーウィザードもようやく終わるか

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仮面ライダーウィザードもそろそろ大詰め、最終回は2013年9月15日(日)か。フォーゼを見ていた流れで見始めて、最初は主人公が強くてなかなか面白いかと思っていたのに、中盤でまさかの失速。毎回同じ展開という時代劇パターンで相当ダラダラ続けたよね。感慨深いというよりは、よくもまあ一年間見てやったという感じですよ、どちらかというと。


ウィキペディアによるあらすじは、

西暦2012年。操真晴人は何者かによって、多くのファントムを生み出す謎の儀式に巻き込まれるが生き残り、魔法の指輪を作る職人・輪島繁が経営する骨董品屋・面影堂を拠点とし、同じくその儀式で生き残った少女・コヨミと共に、指輪の魔法使い「仮面ライダーウィザード」として、ファントムを生み出す「ゲート」と呼ばれる人々を救うために戦い続ける。
そんな中、風来坊の青年仁藤攻介と出会う。彼は古(いにしえ)の魔法使い「仮面ライダービースト」で、ファントムの魔力を喰らい続けなければ生きられない身体だった。初めは晴人をライバル視して対立していたが、やがてウィザードと共闘していく。

 ってこと。ソウマって操真って書くんだ! 知らなかった。頭の中ではずっと相馬晴人で通ってたから、今さら漢字が違うなんて言われても変換できないよ? でも、ニトウは思っていた通り仁藤だし、コヨミもコヨミだと思っていたよ。

 まあザックリ言えば、「ワイズマン」をボスとするファントムの組織がゲートからファントムを生み出そうとしていて、ウィザードがそれを阻止してゲートを守るってパターン。それをローコストな俳優さんをゲストに使って毎回タラタラとやるってわけ。せめてゲート役のゲスト俳優に華があるとか、登場するファントムが敵ながら魅力あるとかだったらいいのに、そうでもない。まさに時代劇パターン。昭和か!
 しかも、エキストラにもお金が使えないのか、いつも人口が少なめの東京都内。サバトが開いたって言って、急に日食が起こり始めているというトンデモナイ状況でありながら街の中の人はいつものようにまばら。いやいや、金環日食の時でさえ都内は朝から人がすごかったよ。CGの技術も昭和を感じさせる無理やり合成感。驚きのクオリティー。

 全体のストーリーをネタバレしちゃうと、ファントムのボスである「ワイズマン」は晴人に魔法使いの力を授けた「白い魔法使い」と同一人物(笛木、フエキと読む)で、その笛木が娘のコヨミを蘇らせようとしていただけ。設定としては弱すぎだよね。

 笛木がゲートでサバトを開く
 ↓
 晴人がウィザードになる、コヨミが魔力人形として復活する
 ↓
 晴人ファントムを倒し続ける
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 仮面ライダービースト(仁藤)が仲間になる
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 晴人が一時魔力を失うがパワーアップして復活(インフィニティーの力を得る)
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 ついでにビーストも考古学者が発掘した指輪でパワーアップ
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 人間の心を残したファントム(グレムリン)もいることが判明
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 脇役たちが相次いで魔法使いになる(3人)
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 笛木がウィザードと脇役魔法使いでサバトを開く(最初より強力な魔力が集まる)
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 仁藤がビーストベルトを破壊して「キマイラ」を開放する
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 「キマイラ」がサバトで集まった魔力を喰ってサバトが止まる
 
 9月1日放送分はここまでだけど、晴人がインフィニティーの力で笛木をやっつけて、漁夫の利を得ようとしているグレムリンを最後に倒す、とかかな。コヨミちゃんはそもそも死んでるからどっちでもいいんだけど、ハッピーエンド的には人間として復活するのかな。グレムリンも人間になりたがってたけど、そもそもソラ自身が人殺しだからな。
 ファントムの魔力を食べ続けなきゃいけないという設定上、仁藤がキマイラの力を失うのは必然だよね。そうすると、ファントムがいなくなれば脇役魔法使いとウィザードの活躍も必要ないわけだから、彼らの力を全部集めてコヨミちゃん復活って筋が一番オールハッピーな感じだよね。
 さてさて、今週はどうなっているかなーっと。

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