あなたはやると決めたことを継続できているだろうか?
あるいは、やめると誓ったことをやめられているか?
何を隠そうこのぼくは、何かを継続するということがまったくできなかった。いやぁ恥ずかしながら。
いま毎日ブログを更新したり、日々決めた行動を継続したりすることができるようになっているけど、以前は何度も新たなことに挑戦しては心が折れて、しばらくすると同じことにやり方を変えて挑む、ということをしてた。
その結果、欲しいと思った能力を身につけることも出来ず、なりたかった自分になることは、当然ながら叶わなかった。それが変わったのは、本気で人生を変えてみようと思ったからに他ならない。
やろうと思ったことを3年とか5年とか続けたらなりたい自分になれるのか、それは毎日継続してみなければ検証することができないと思い、いままさにその検証中といった感じ。
なのでまだ正確な検証はできてないものの、いまの段階でも続けることで明らかに自分自身が"変わった"と感じています。
前に日経新聞に掲載されたイチロー選手のインタビューで勇気づけられるものがあった。
それは、
「努力をすれば報われると本人が思っているとしたら残念。それは自分以外の第三者が思うこと」というもの。
子どもの頃から練習を休まず続け、結果を出しているひとが言っていることなので信憑性を疑いようがない。継続するということは「自分って頑張ってるよね」なんて自画自賛するようなことではなくて、自分にとって当たり前に行なうだけってレベルでやるということ。
その辺を履き違えると以前のぼくのようになるわけだ。たとえば・・
「こんなに頑張っているのに結果が出ない」 とか
「こんなこと続けていても何にもならないんじゃないか」 とか
「今日は大変な一日だったから休んでもいいんだよ」 とか
そんな気持ちがブワァーっとわいてくるんだと思う。
こんな感じで続けられないときに買った石田淳さんの「続ける技術」って本がある。じつは、そのときはくだらないこと書きやがってって思っていたんだけどね。
今再読すると、「あぁ確かに!」と思うことばかりが書いてある。こんなにいい本を、なんでくだらないと思ったんだろう。
ということは、この本を読んでどう思うかであなたが"続けられる人"なのか"続けられない人"なのかわかるかもしれない。もし、「くだらねっ」って感じるような"続けられない人"は本に書いてあるとおり、ひとつもオリジナルのやり方を入れずに、そのまま実践してみるのがおすすめ。
たぶん、1時間もあれば読み終わるくらい、かるーく書かれた本だと思う。
内容を一部ご紹介。
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「続ける技術」には、意志の強さや根性はまったく関係ありません。
あなたの性格も年齢も関係ないし、お金のかかることでもありません。
つまり、「誰がやってもうまくいく」ノウハウなのです。
このノウハウのポイントはたったふたつです。
ある行動を増やす。
ある行動を減らす。
このふたつを行なうことで、目標は必ず達成できます。
そして、その「行ない方」には、コツがあるのです。
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行動の二つのパターン
あなたが継続したいと思っている行動には、二つのパターンがあります。
第一に英会話学習や筋力トレーニングを継続させたい、というような「不足行動を増やす」というパターン。
第二に禁煙やダイエットで過食を防ぐ、などの「過剰行動を減らす」というパターン。
いかなる行動であろうと、継続するパターンは、このどちらかです。
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私にかけていたものはなんでしょうか。
そう、
「行動を増やす」
「行動を減らす」
という、「ターゲット行動のコントロール」「ライバル行動のコントロール」の発想です。