これは超有名なフレーズらしく、こんなやりとりがあった。
ぼく 「今日は月が明るいね」
子猫 「(ハッこれはまさか・・)ふふ、そうだね」
子猫 「えへ、月が綺麗ですね(ハート/的な)」
ぼく 「うん、明るいねー」
子猫 「えっ!? まさか知らずに言ってんの!?」
ぼく 「ほへ? なにが??」
子猫 「それはやばい。それはやばい。」
ぼく 「本気だから2回言うのか? だから、何が?」
子猫 「まじかよー。漱石でしょうが」
ぼく 「なにそれ。そんな小説あったっけ?」
子猫 「なんの物語かは知らないけど、常識じゃないか」
子猫 「あなたが好きって意味でしょ」
ぼく 「ホント? やっべー、ぜんぜん知らなかった」
ぼく 「知らずに使ってたらやっばいよね」
子猫 「男同士で言ってたりして(笑)」
ぼく 「ワラエネー・・」
・・ってことで調べてみると、どうやら小説の引用とかじゃなくって、こんな話。
ニコニコ大百科より。
「月が綺麗ですね」
夏目漱石が英語教師をしてた時、生徒が「I love you」を「我君ヲ愛ス」と訳した所、「日本人がそんな台詞口にするか。『月が綺麗ですね』とでも訳しておけ。 それで伝わるものだ」
と言ったそうな。ただ、出典等がハッキリしない為、後世の創作の可能性もある。
ってことで、「月が綺麗ですね」って言われたときの粋な返し方としては、
下記のとおり、「死んでもいいわ」でしょうね。
引用の続き。
「死んでもいいわ」
同様の意訳では、二葉亭四迷がツルゲーネフの「片恋」を和訳する時に、ロシア語の「I love you」を「死んでもいいわ」と訳したという話もある。もっとも、実際にこの箇所で訳されたのは「Ваша」(英語の「yours」に相当、「あなたのもの」程度の意味)であり、「I love you」ではないが。