ドクターコパが言ってたんだけどね、掃除するから運がいいんじゃなくて、運がいいから掃除できるんだって。
運が悪くて元気がない人は、掃除なんかしてられる気分じゃないっていうことらしい。
そういう場合は、まず元気になれる習慣を作ってから掃除できるようにする、と。ふむふむ。
しかし、トイレ掃除は楽しくできるようになってきたけどなー、全体的な片付けが手つかずなのは元気が足りないということなんだろうか。
全然関係ないんだけど、ツイッター見てると頭の中での文章の作り方が短文のつなぎ合わせになってくる。
世の中こんなツールばっかり使ってたらダメですよー。小説とかずっと読んでる時は文章の構成が気持ちよくできていくものだけど、読んでないときはあっという間にその能力が失われていくという。
脳って結局のところ怠け者だから、使わなくていい回路は放置されちゃうわけだよね。
きっとそれが毎日続けていることを一日でも休むとダメになるってことにつながっているのだろうね。一回休むと、今度はより休みたくなる方向に向かって脳が導くという負の連鎖につながっていくのです。
こういう意識を持って原田隆史先生の本を読むと、ただの熱血教師じゃねーなって思う。根性論のように思えて実は科学的だし、皿洗いやら風呂掃除やらを中学生に一日も休ませずに実行させるのは相当すごい。宿泊先の旅館なんかでも皿洗いをやらないと済まないと言って頼み込む中学生ってあたりは本当にドキっとさせられた。
いつも自分に言い訳を作ってやらなくていい理由を探しているダメな大人代表みたいなぼくにとっては、熱があったり旅行に行ったり、今日はできなくても仕方ないよねって自分に言い聞かせることで自らをダメにしていたわけだ。
こういう言い訳を一度作ると段々とその言い訳頻度が高くなっていって、せっかく習慣化したことがまるで出来なくなる。というか、やりたくなくなってしまう。これも脳の性質だよね。
それを分かったうえで、どんな時でも休まずに続けるって頭では分かっていても精神的にはものすごい葛藤する瞬間があると思う。
こういうところを徹底できる人が運が良い人間になれるんだろうし、徹底できずに負けた時に周りのせいにせずにちゃんと自分のせいにできる人間に育つんだろうと思う。
子どもにはそういう人間になってほしいなーって思うから、ここはダメダメなぼくですが親として率先垂範しなきゃなりませんな。
ところが子どもを見てて思うのは、自分の嫌なところばっかり真似してそっくりになっていくなってことなんですよね。
子育てだけは上っ面のスキルだけじゃどうにもなりませんものね。