子どもの育て方について真剣に考えると、自分が出来なかった事をさせてあげたいとか、賢くて運動が出来てコミュニケーション能力高くて人気者にしたいとか思いますよね。
だけど、それは自分が勝手に良いなって思っているだけ事で、子どもからすると全然求めていないことかもしれないなと。事実そうだと思います。
その価値観自体が親のものだから、子どもにとってみれば賢くなる事も運動出来る事も人気者になる事も幸せではないのかもしれない。
勉強がものすごく嫌いかもしれないし、運動するのが気持ちいいって思えないかもしれないし、目立ちたくないのかもしれない。
それを勝手に押し付けながら、なんで出来ないの!?って叱るのは理不尽なものですよなあ。
良い子にしたいっていうのも、親のエゴですよね。子どもにとっては良い子になるのがなんでいいのか全く分からないと思う。親に怒られなくなる以外にはまったくメリットないし。
だから自分自身でも子どもが言う事聞かなくてムカつくのだけど、その度に嫌な親だよなあって思う。子どもの自由にさせてあげて、道を外れる時だけサポートしてあげたらそれでいいんだよね、きっと。
こっち側でどうやって道を整備しようとしたって、子どもはそんな道を歩きたいと思ってないし、自分自身で作った道じゃなければ、大人になって何も考えられないようになってしまうだろうから。
そういうことを頭で分かっていながら実践出来ないのは、器の小ささなのかな。自虐的に言うと。
大将の素質ってやつに・・・あこがれますなあ。