いやー録りためていた『サムライフラメンコ』ようやく最後まで観終えました。
こんなシュールなアニメを2クールもやってくれるとは、ノイタミナ枠は結構遊びがあっていいですね。
ということで羽佐間正義くん。マサヨッスィーを描きたくなった。
ここ最近はデジタルでは全然描いてないんですのん。毎日紙とシャーペン。なんだか中学生に戻ったみたい。
サムメンコも最初はただの中二病アニメかと侮っていたものですが。
そんなスケールの小さい話ではなく、大宇宙とか出てきます。でも最後の敵は中学生。最初の敵も中学生。いや最初は酔ったおじさんにやられてたっけ。
とにかく、スケールの大きなヒーローものの要素もありつつ、いきなり現実世界の変態度合いにドンビキしつつという先を読ませないアニメだった。
後藤さんが携帯パチパチしてるのはどうかなあと思っていたけど、やっぱりな・・・みたいなオチだった。
結局は童貞のホモコンビみたいなものだろうか。
このアニメに関してはどれだけネタバレしても想像を超える展開の急さと突飛さがあるので、観なきゃわからんだろうな。
俗な視聴者はこうゆうアニメをつまらないとか訳わからないといって批判するのです。
いやいや最高ですよ。アニメの作画はかなり雑なもんだし、2期目のオープニングの手抜き感は半端ないけどね。
2期目はOP曲がすごくいい。FLOWなんてくそくらえだったのに、メロス歌ってろって感じだったのに、この曲はいいよね。
ハマった。というか今でもハマってる。
でも、でもね。CMでFLOWが歌っててFLOWの年(26年)とかって言ってるのを見るとイラっとするんだよな。
曲が好きになってもアーティストは好きになれないってこともあるもんだ。ふむふむ。
しかし終わってみれば1クールでもまとまったんじゃないの? って思わないでもないアニメでしたがあえて話を広げて収拾つかないような物語にチャレンジしていったのはスゴイ。
このアニメを観て何を感じ取れるのか? くだらねーとかつまらねーとかしか思えないなら、その程度の感受性ってことだ。
たかがアニメ、されどアニメ。人生って何かってことを考えるのにアニメほど適したものってないような気がする。
かなりふざけているけど、よく考えればすごいことやってるよ、この作品。
ぜひ、真剣になってこのふざけたアニメを観て欲しい。