上辺だけのコミュニケーションテクニックを身につける
公開日:
:
ビジネス
本質的な教養や知識があれば上辺だけのコミュニケーションテクニックなんて要らないと思っていました。さいきんになってそれじゃあダメなんじゃないかと感じています。たしかに、中身をしっかりとさせれば分かる人には分かってもらえるし、会えば会うほど興味を持ってもらうことができます。
実際に初対面ではそうでもなかった人たちが自分のことを認めてくれて、しっかりしているよねっていう目で見てくれるようになると安心感があります。でも中にはどれだけ話したとしても教養や知識に興味を持たない人もいます。そういう人たちにとっては上辺だけのテクニックを持っている人たちの方が優れている人物であるように感じるみたいです。
もちろん、すべての人に認められる必要はないので、ある程度のインテリ層だけを相手にするのであれば上辺のテクニックは逆に邪魔かもしれません。そうゆうの、嫌うひとも多いからね。ぼくもそうだったけど、中身がないから外側を固めているんでしょっていう目で見てしまう。事実、外面的なテクニックを豊富に持っている人には中身のないタイプが多いように感じます。この辺のバランスをしっかりもっている人は誰からも好かれると思うし、たぶんデキるタイプの人なんじゃないかと思います。思います、っていうのはこんな感じの人に会ったことがないからです。自分がそうだと思い込んでいる人は、これまた多いんだけどね。ぼくもそうありたいと思っているし。
なぜぼくが今さら自分の考えを変えて上辺のテクニックを身につけたいと思ったかと言うと、今仕事上で関わる人たちの大半が人の中身を見ないで判断するようなタイプだからです。こんな世界があるとは、これまで知らなかったけどなぁ。あるんですよね、MBAってなんですか? NLPってなんですか? 横文字使って格好つけているだけだけじゃないですか? それよりこのファッションどうすか? なんか面白いネタないっすか? みたいな感じ。
およそ今までのぼくだったら、こんな世界で生きていくこと自体をやめていたと思うんだけど、これもひとつの経験かなと思っています。見たいものだけを見て、付き合いたい人たちだけと付き合って生きていくこともできるけれども、こうして見たくない世界、知りたくない世界で関わりたくない人たちと関わることが、今の自分にとって価値があるかもしれないって思うようにしました。
面倒臭いことが多いし、理不尽なことも多いので憂鬱になることはしばしばありますが、ここでの生き方を身につけると自分の幅が広げられる気がしています。
こんな世界の人脈はひとつも魅力がないけど、自分自身を高める役には立ちそう。っていうとなんかすごく上から目線の嫌なやつですね、ぼくって。そういうこと、書いてるんですけどね(笑)
この記事を読んだ方は次の記事も読まれています
関連記事
-
-
人間なんのために働くのか
なんのために働くのか。いやー命題ですね。 これは深い、深い(笑) でもって死ぬほどくだらない
-
-
営業は第二印象が大切
営業活動をしていると、というか職種によらず仕事をしていると新しいお客様のところに訪問する機会がありま
-
-
ランサーズ、ランサーズ、ランサーズ・・・頭の中がランサーズでいっぱいです
どれだけハマっているんだって感じですけど。今週3度目のランサーズについて書きます。書きすぎです。もう
-
-
就活では大手を選んだ方がいい
電車に乗っている時に、ちょっとおかしいおばさんが就活中の学生に話しかけてて、 おばさん「やっぱ大
-
-
笑顔と真顔のギャップを活かす
以前、素敵な笑顔と普段の表情ってゆうエントリを書いて笑顔について考えてみました。その後も毎朝
-
-
始業時間ぎりぎりの出社について考える
あなたの会社の始業時間は何時になっていますか。その始業時間の何分前に着くように出勤していますか。出社
-
-
フリーランスで稼げるというけれど
みなさんフリーランスについてはどのようにお考えでしょうか。 好意的に見れば、人に足を引っ張られ
-
-
日記がひとを成長に導く
ハーバードビジネスレビューのウェブ記事を読んでいると、さいきん日記に 関する記事を見かけますが、今
-
-
副業に目を向けたきっかけは佐藤しょうおん氏
相変わらず毎日せこせことランサーズ やってます。これが朝の習慣になって来ていて、「100円稼いでか
- PREV
- ウイスキーって・・いいよね
- NEXT
- 温泉につかるひと時